フルートの音域は広いけれど、それぞれの特徴を知りたいな
フルートの音域は3オクターブあって、それぞれに音色や出しやすさの特徴がありますよ
フルートを始めたばかりだと「特定の音域が出しにくい」「出しやすい音域がどこか知りたい」とお悩みではありませんか?
特に初心者の場合、きれいな音が出ないと音程や音量も安定しにくいですよね。
そこで本記事では、フルートの各音域で出しやすいのはどこか、各音域の基礎知識、上手な練習方法をお伝えします。
〈この記事がおすすめな人〉
- フルートの音域を詳しく知りたい人
- 音域ごとの練習方法が知りたい人
- フルート教室に通うメリットが気になる人
音域ごとに上手な練習方法を続ければ、フルートできれいな音を出せるようになります。ぜひ最後までご覧くださいね。
\ フルート教室に通うのを悩んでいる方におすすめ /
横平 愛音
- フルート歴23年、ピアノ歴33年ほど長く趣味の1つとして続けてきた3児のこどもを持つ主婦。
- ヤマハで長くピアノを習ってきたので、絶対音感があり耳コピでの吹奏楽やアンサンブル採譜も得意。
- Webライターやオンライン秘書として働く完全在宅フリーランス。
- 育児や仕事のかたわらにある音楽が生きがい。同じような主婦や母の方が、趣味を楽しんで人生に豊かにしてもらえると幸せだなぁと思い、フルートのブログを運営中!
フルートの音域の特徴は?
フルートの音域は幅広く、それぞれ異なる特徴があります。各音域について詳しく見ていきましょう。
管楽器の中で高音が出せる楽器
フルートは、木管楽器の中でも最も高い音を出せる楽器です。明快で華やかな音色は、主旋律を演奏するのに適しています。
たとえば、クラシックだけでなく、ポップスやジャズなどジャンルを問わず演奏できます。
その音色は「小鳥のさえずり」とも呼ばれ、実際にオペラの舞台では、鳥がさえずる音をフルートで表現しています。
低音から高音まで約3オクターブ出せる
フルートの音域は、低音域、中音域、高音域の3オクターブに分かれます。
- 高音域:華やかで明るい音色で、輝かしい印象を与えます。
- 中音域:フルートらしい明るく柔らかい音色で、最もよくでてくる音域です。
- 低音域:太く安定感がありながらも、温かみを感じる音色が特徴。低音域を使った有名な楽曲に、ボレロなどがあります。
音域ごとに出しやすさが異なる
各音域で、音の出しやすさは異なります。なかでも中音域は、音程や音量が安定しており、音を出しやすい音域です。
いっぽう低音域や高音域は音色の表現が難しく、明瞭な音を出せるようになるまで、それなりの練習が必要です。
フルートの音域で出しやすいのは中音域!
3つの音域のうち、出しやすい音域はどこでしょうか。
結論、初心者は、まず最も音を出しやすい中音域から練習するのがおすすめです。
以下で各音域の出しやすさについても解説しますね。
初心者でも最も鳴らしやすいのが中音域
初心者の場合、中音域からスタートするのがおすすめです。
中音域は3つの音域のうち、最も音を鳴らしやすい音域だからです。音量や音程のバランスがとりやすいので、中音域は初心者でも均一で綺麗な音を出しやすいと言えます。
ですので、まずは中音域のドから1オクターブ上のドまで一通り鳴らす練習をしてみてください。小学校でリコーダーを習ったときも、一通り吹いてみましたよね。
フルートも同様に、音を鳴らしながら運指も覚えていきましょう。
高音域は柔らかい音が出しづらい
高音域の難しさは、柔らかい音を出しづらい点です。フルートで高い音を出そうとすると、速い息を入れる必要があります。
しかしその際、雑音が入ったり音程が外れたりすると、柔らかい音にはなりません。高音域では、緻密な息のコントロールが必要です。
低音域は大きな音が出にくい
低音域は、大きな音が出にくいと言われています。理由としては、指で正確にキーをおさえないと、音が鳴りづらいからです。
たとえば最低音のドは、全てのキーをしっかりとおさえなくてはなりません。つまり低音域では、正確な指使いが求められます。
以下で、各音域で明瞭な音をだすための練習方法を紹介します。
フルートの各音域の上手な練習方法
ここでは、各音域の上手な練習方法を紹介します。
各音域でポイントとなる練習なので、意識して取り組んでみてください。
高音域は速い息を意識する
高音域を出すためには、速い息を意識しましょう。息のスピードを上げることで、高い音程を出すことができます。
速い息を出すためには、アパチュアを小さくして、勢いのある細い息を出すのがコツです。
ホースの水を勢いよく飛ばしたいとき、先端をつぶして細くしますよね。フルートも同じ原理で、速い息を出す練習をしてみてください。
中音域はソノリテを使ってきれいな音を広げていく
中音域の練習には、フルートの基礎練習「ソノリテ」を使います。ソノリテは、音色を美しく広げていくために重要な練習方法です。
基本は五線の「上第2間のH音」から始めて、半音ずつ下げながら美しい音色を広げていきます。
これに限らず、自分が最も出しやすい音から始めるのもよいでしょう。まずは、自分が出せる最も良い音をキープすることを意識してみてください。
3-3: 低音域はしっかりと息を入れる
低音域は、しっかりと息を入れるのがポイントです。しっかりと息を入れると、音が割れたりひっくり返ったりしません。
しっかりと息を入れるためには、
- 息のスピードを遅くする
- アパチュアを小さくする
ことが必要です。スピードの遅い息とは「手を温めるときの息」や「ロウソクの火を消さない程度の息」にたとえられます。
アパチュアを少し開いて、しっかりとした、スピードの遅い息を送りましょう。
フルートの各音域をきれいに出すならプロのレッスン
フルートは独学でもできますが、プロに基礎から教わるのも、上達への近道です。
特に初心者ほど、基礎からしっかり習っておくほうが、変な癖がつかないのでおすすめです。
プロのレッスンには、多くの魅力がありますので、以下で紹介していきますね。
口の形や構え方をプロに習うのがおすすめ
口の形や構え方は、基礎練習の中でも初心者が上達するために最も意識したい点です。なぜならこの2点は、音の出し方と密接な関係があるからです。
たとえば、アンブシュアは息のコントロールに直結していますし、不自然な構え方で変な癖がついてしまうと、あとあと直すのが大変になることも。
ですので、正しい口の形や構え方をプロに習うだけでも、その後の上達に確実に差がでるしょう。
講師のきれいな音色を聞くのも上達のポイント
プロが奏でるきれいな音色を聞くのも、上達のポイントです。なんといっても、きれいな音色を間近で聞けるのが大きなメリットでしょう。
たとえば、
- どんな音色が鳴っているか
- 息遣いや姿勢はどうなっているか
- 目線や表現方法はどうしているか
などを肌で感じながら学べます。わからないことは講師に直接聞けるし、言葉にすることで課題がクリアになりますよね。
レッスンは、プロの音や表現に直接触れる、またとないチャンスです。さまざまな音楽教室で、フルートの無料体験レッスンが行われています。
下記で紹介しているので、ぜひご覧ください。
無料体験レッスンを受けて自分に合う教室を探そう
フルートの無料体験レッスンを受けられる、おすすめの音楽教室がこちらです。
下記の記事で詳しくまとめていますので、自分に合った教室を探してみてくださいね。
もちろんフルート初心者だけではなく、レベルアップを考えている中級者以上の方も、一度無料体験レッスンを受けてみるのはいかがでしょうか。
5: フルートの出しやすい音域を広げていこう
今回は、フルートの出しやすい音域や、各音域をきれいに出すコツ方法などを解説しました。初心者の場合は、最も出しやすい中音域から練習を始めるとよいでしょう。
まずは自分が出せる最も良い音をキープすることを目標に、フルートの出しやすい音域を少しずつ広げていくのがポイントです。
正しい口の形や構え方も意識しながら、フルートの基礎練習を続けてみてくださいね!
しつこく紹介してごめんなさい・・!フルートを楽しく効率的に上達したい人に後悔してほしくないので、何度も紹介しています・・興味がない人はスルーしてくださいね!
椿音楽教室 | オルコネ | EYS音楽教室 | |
---|---|---|---|
月謝 | 5,900円+スタジオ代〜 | 3,300円〜 | 12,480円〜 |
レッスン回数 | 1回/月〜 | スポットで入れられる | 2回/月 |
レベル | 初心者〜プロを目指す人まで | 初心者〜プロを目指す人まで | 初心者にやさしい |
体験レッスン | あり | あり | あり |
個人・グループ | 個人 | 個人 | 個人・グループ |
楽器貸出 | あり | なし | 楽器プレゼントあり |
公式サイト | https://tsubaki-musicschool.com/ | https://www.allconne.jp/ | https://www.eys-musicschool.com/ |
詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら |
コメント