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【フルート初心者でも上達する吹き方】口の形や息の出し方など重要ポイントを解説

フルート初心者がぐんぐん上手くなる
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初心者さん

フルート初心者で、どのような吹き方をすれば上達するのか悩んでいます。

愛音

フルートをぐんぐん上達するためには、口の形や息の出し方、姿勢などを意識することが大切ですよ!

フルートを習い始めたばかりだと、カスカスとした音になってしまったり、上手くフルートの中に息が入らなかったりとどのように吹けばいいか悩んでしまうものですよね。

そこで今回は、フルート初心者の人がどんどん上達するために意識しておきたい3つのポイントを詳しく紹介します。

  • 口の形
  • 息の出し方
  • 姿勢

1つずつ確認し、それを意識した上で上達するための基礎練習もお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

フルート初心者の吹き方は口の形が重要

口の形

1つ目のポイントは、口の形の作り方です。フルートを吹く時の口の形のことを、アンブシュア(アパチュア)と言います。

自然な形の口で吹けるように、こちらで紹介する方法を習得していきましょう。

軽く横に引くように口を閉じる

はじめに、口角を軽く横に引くように唇をつぐむのがポイントです。

力を入れて引く必要はありませんが、ただナチュラルに口を閉じるよりは多少力が入る、少し笑顔になるようなイメージです。

息を出す時に唇の先を突き出しすぎず、横に引いて平たくなるように想像しながらやってみましょう。

口の真ん中から小さな息の塊を出すようにして隙間を開ける

横に引くように唇を閉じたら、口の中央から小さな息の塊を出すイメージで「プ」「トゥ」という音が鳴るように息を出してみてください。

実際にフルートをかまえて息を入れた場合、「プ」「トゥ」というような音が鳴る瞬間がアタックとなります。

アタック:音が鳴る最初の瞬間のあたりのこと。曲のイメージや譜面の指示によって、力強く吹いたり柔らかに入ったりとさまざまです。唇が緊張していると、アタックで音が掠れたり雑な音色になったりするので、リラックスして丁寧に拭く必要があります。

口の下のフルートが当たる部分に人差し指を置いて、息が当たるように出せていればしっかりとフルートにも息が入るようになるでしょう。

無理に穴を作るのではなく自然とできた穴から息を出す

フルートを吹く時、どうしても口から息を出す穴を作って楽器を吹かなくてはいけないと思ってしまいがちですが、実はそうではありません。

上記で紹介したように、軽く力を入れて口を閉じた状態から息の塊を出した時に自然にできる穴から吹くのが正解です。

フルートのアンブシュアは口の中央から息が出ないといけないイメージがありますが、人によって若干左右にずれている方が吹きやすい場合もあります。

ぜひはじめはいろいろと試して、自分にとってきれいな音が出るアンブシュアを見つける練習をしてみてください。

フルートは息の出し方で吹き方が決まる

2つ目の吹き方のポイントは、息の出し方です。

フルートは息の角度やスピード、発音の仕方でさまざまな音色を出すことができるため、マスターすることで曲に合わせた表現を楽しめるようになりますよ。

「トゥー」という息遣いを意識する

フルートの基本的な息の出し方は、「トゥー」という発音を心がけることです。

アクセントのように、強く音を鳴らす指示がない場合は、「トゥー」と息を吹き込むことで優しいアタックで吹くことができるでしょう。

反対に、アクセントのような強いアタックが必要な音色の場合は、「プ」と「ブ」や「ドゥ」のような発音で素早く息を入れるのがポイントです。

軽く下に息を出すイメージ

フルートは口の下に当てて音を鳴らすので、息を入れる歌口の部分にしっかり息を入れるためには、少し下向きに吹くイメージを持つのが大切です。

真っ直ぐ前に息を出してしまうと、下にある歌口にしっかりと息が入りません。

フルートは、性質上吹いた息の半分が楽器の中に入らずに外に逃げてしまうものです。

もともとそのような特徴はありますが、きれいな音色がなる以上の音が逃げてしまうとカスカスと軽い音になってしまうので、適切な量の音が入る角度を見つけてみてください。

息のスピードで高さが変えられる

また、フルートに入れる息のスピードによって、音色の高さを変えることができます。また、スピードを変えることで自然とアンブシュアの穴の大きさも変化します。

息のスピードとアンブシュアの大きさ、音の高さの関係は以下の通りです。

息のスピードアンブシュアの大きさ音の高さ
遅い大きい低音
普通普通中音
速い小さい高音

出したい音の高さに合わせて、息のスピードやアンブシュアを調整するのが上達の秘訣です。

フルートの吹き方は姿勢をチェック

姿勢

最後に気をつけたいポイントが、フルートを吹く時の姿勢です。

疲れてくると崩れてしまいがちなので、しっかりとキープできるように練習してみましょう。

立って吹く場合と座って吹く場合でのコツを、それぞれ解説していきますね。

立って吹く時の姿勢

立つ場合は、右足を後ろに引く形で斜めに立ってみましょう。

その状態で、首から上が正面を向くようにしてフルートをかまえます。

この際、腰や肩などは斜めのままかまえるのがポイントです。

フルートのかまえ方として、上記の立ち方をした時に自然に口があるところにフルートを持っていくようにしてください。

低めにかまえたフルートに口を持っていくと、猫背になったりゆがんだりするので注意してください。

また、地面とフルートはなるべく平行になるように持つのがポイントです。

座って吹く時の姿勢

まっすぐ座ったときに口があるところにフルートを持っていくようにかまえることや、地面とフルートを平行にかまえることは、立って吹く時と同じです。

座って吹く場合も、立って吹く時と同じく顔以外は右足を引いた状態の斜めになるようにします。

椅子の右前の角をまたぐように立ち、そのまま座って首だけを前に向けるイメージです。

椅子には深く座らず、椅子の前半分ぐらいを使うようにして座り、背筋をしっかりと伸ばして腹筋に力を入れて座るようにしましょう。

フルート初心者が吹き方を上達するための基礎練習

さて、それでは上記のようにポイントを踏まえた上で、フルート初心者が吹き方をマスターするための重要な基礎練習を3つ紹介します。

  • ロングトーン練習
  • ソノリテ
  • タンギング練習

1つずつ練習の意味ややり方を詳しくチェックしてみましょう。

ロングトーンの練習

ロングトーンの練習は、音の持続力や安定感を高めるのに役立ちます。

同じ音を長く安定して吹く練習をすることで、息の使い方や音色のコントロールを意識することができます。

異なる音程や強弱を試しながら練習すると、音楽的な表現力も向上するのでおすすめです。

ソノリテ

ソノリテについて

ソノリテ(Sonorité)は、音の美しさや豊かさを追求するための練習です。

フルートの中で最も安定してきれいな響きで吹きやすいと言われる、五線の「上第2間のH音」の音色を全部の音に広げていこうという主旨の練習となります。

五線の「上第2間のH音」から半音ずつ音色を広げるように音を下げていきます。

半音ずつ音を変えていくので、少しずつ息のスピードやアンブシュアを変えて、同じような響きのある音色を出せるように練習していきましょう。

タンギング

タンギングは音を区切って出す技術で、リズムや速さをコントロールするのに役立ちます。

口の形や舌の使い方に注意しながら、クリアで正確なタンギングを目指しましょう。

これにより、迫力のある演奏が可能となります。

スピードの速い曲を吹くためには、速いタンギングができるようになるのが必要不可欠。はじめはゆっくりから、徐々に速くできるようにメトロノームに合わせて練習しましょう。

フルート初心者はレッスンに通ってさらに吹き方をマスター

フルート初心者の方も、教則本や動画などで独学で学ぶことで、ある程度上手にフルートが吹けるようにはなります。

とはいえ、正しいアンブシュアや息の出し方、姿勢などはプロの目で見てもらう方が変なクセがつかないので安心です。

また、基礎練習も自己流でやるよりは、プロに見てもらいながらやる方が意味を持った練習ができるでしょう。

初心者さん

もっと上手にフルートが吹けるようになりたいなぁ・・・

愛音

そのように思った時が、レッスンに通うタイミングかもしれませんね!

それぞれ特徴のある3つの音楽教室について、徹底的に紹介している記事はこちらです。

自分が理想とするレッスンはどれかな?と考えながら読んでみてくださいね。

フルート初心者の吹き方のコツを覚えよう

今回は、フルート初心者の方がぐんぐん上達するための吹き方の3つのコツを紹介しました。

ただ闇雲に練習をするのではなく、口の形や息の出し方、姿勢を意識しながら、基本の基礎練習を続けてみましょう。

きれいな音色が出せるようになると、吹きたい憧れの曲を吹くのもさらに楽しくなりますよ。

ぜひ、日々の練習を効率的にするために、意識してみてくださいね!

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この記事を書いた人

横平 愛音と申します。
関西に住む30代の主婦で、3人の子どもを育てながらWebライターなど在宅でできる仕事をしています。
3歳からピアノを習い、中学で入った吹奏楽部で出会ったフルート。
このときの出会いから早20年以上、フルートはわたしの人生から片時も離れることなく、いつも優しく寄り添ってくれています。
ずっと趣味で続けているだけのしがないフルート吹きですが、自分の経験を通して得たことや感じたことをブログで紹介していきます。

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