フルートの掃除って大切なんだよね?やり方がわからなくて、楽器を壊してしまわないか心配・・・
はじめのうちは、ただ持つだけでも心配になっちゃいますよね。大丈夫!おすすめアイテムも含めて、掃除のやり方を紹介します。
フルートを始めたばかりの人や、久しぶりに始めた人は、どのように掃除すればいいか悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
今回は、フルートの掃除方法やおすすめアイテムを詳しく紹介していきます!
フルートをきちんと掃除したいと思っている人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
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横平 愛音
- フルート歴23年、ピアノ歴33年ほど長く趣味の1つとして続けてきた3児のこどもを持つ主婦。
- ヤマハで長くピアノを習ってきたので、絶対音感があり耳コピでの吹奏楽やアンサンブル採譜も得意。
- Webライターやオンライン秘書として働く完全在宅フリーランス。
- 育児や仕事のかたわらにある音楽が生きがい。同じような主婦や母の方が、趣味を楽しんで人生に豊かにしてもらえると幸せだなぁと思い、フルートのブログを運営中!
フルートの掃除の仕方を手順に沿って解説
まずは、フルートの掃除の方法を手順ごとに紹介していきます。
順番に確認してみましょう!
ガーゼなどで管内の水分を吸い取る
フルートの演奏が終わったら、フルートを分解して掃除を行います。
フルート全体が乗る、安定した平らな机や台の上で作業するのがベストです。
膝の上や小さな台やイスの上で行うと、楽器が転げ落ちたり何かにぶつかったりしてしまう可能性があるので注意しましょう。
まずは、頭部管から掃除を始めます。ガーゼをロッド(掃除棒)に通して管内の水分を優しくぐるぐると吸い取ります。
ガーゼを強く押し込むと、音程を決める反射板の位置がずれて音程が狂ってしまう可能性があるので、ふんわりと吸い取るように気を付けましょう。
次に主管と足部管の内部を掃除します。ロッドを2~3回通して管内を清掃しますが、下から挿入して上から抜くように一方向に通すことが重要です。
反対方向に引き戻したりすると、ガーゼが穴に引っかかってタンポを傷めたり、キーのバネにひっかかる可能性があります。
定番のガーゼ。2枚入っているので、洗い替えもしやすいです!↓
キーなどに引っかかりにくい、インナークロスもおすすめ!
私は今は、こちらを使用していてとても快適です^↓^
クリーニングペーパーでタンポの水分を吸い取る
管内の水分が取れたら、クリーニングペーパーを使ってタンポの水分を取ります。
キーを閉じたままペーパーを引っ張るとタンポが痛んでしまうので、キーをパタパタと動かしながらペーパーを動かさずに水分を吸い取ります。
パタパタと力強くやりすぎるとタンポが傷むので、優しく動かしましょう。
クロスを使って楽器の表面を拭く
最後に、楽器の表面をクロスで拭きます。キーを強く押さえながら拭くと調整が崩れたりタンポが傷んだりするので、キーの台座側からキーが開いている方向に優しく拭きます。
汚れが取れにくい場合は、ネル素材などのクロスを使うとより汚れが落ちやすく艶がでやすいのでおすすめです。
掃除が終わったら、ガーゼや掃除棒などの使用済みの掃除用品は楽器ケースに入れずに別に保管し、湿度調整シートや変色防止布を一緒に入れておきましょう。
これらのアイテムを使えば、メンテナンスの頻度や費用を抑えられます。
シルバー用のクロス。マイクロファイバー製で、汚れをしっかり落として艶を与えてくれます。
汚れがさらに取れやすく艶が出るネル素材のクロス。
フルートの掃除をしないとどうなる?注意点をチェック
フルートを吹いた後の掃除が面倒・・と思う人もいるかも知れませんが、掃除をしないとどうなるのかを知ると
ちゃんときれいにしよう・・!
と思うかもしれません。ぜひ確認してみてください。
楽器が吹きにくくなる
フルートを定期的に掃除しないと、管内に水分が溜まったり汚れが溜まってしまいますよね。
楽器が汚れたままで調整がずれると、フルートの音孔やキーの動きが悪くなり、吹きにくくなってしまいます。
管体内部の汚れが溜まると、音程ずれや不安定な音色になる可能性もあるので注意しましょう。
錆びたりカビたりすることもある
長期間掃除をしないと、金属部分が錆びてしまったり、湿気によってカビが生えてしまうこともあります。
そのまま放置してしまうと、さらに楽器の状態が悪化し、修理が必要になる可能性が高まります。
修理になる前に、きちんとお手入れをしてあげるのが大切です。
最悪の場合、大掛かりな修理になることも
放置するとさらに悪化し、最悪の場合、反射板の歪みや、キーの動きの悪化など、大掛かりな修理が必要になる可能性があります。
修理には時間とコストがかかるため、定期的なメンテナンスが大切です。
つまり、フルートの定期的な掃除を怠ると、楽器の演奏性が著しく損なわれ、大きな修理費用がかかる可能性があるのです。
楽器を長く使い続けるためにも、こまめな手入れを心がけましょう。
フルートの掃除の仕方をマスターしよう!
今回は、フルートの掃除の手順や、おすすめの掃除アイテムを詳しく紹介しました。
掃除をしないとどうなるのか、も詳しく紹介したので、きれいにしてあげよう・・!という気持ちが高まったのではないでしょうか?
ぜひおすすめしたアイテムを使って、大切なフルートをきれいにしてあげてくださいね。
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